ゆとり世代男子によるタクシードライバー経験談!楽に稼げる?

さっそくですがタクシードライバーにはどんな印象がありますか?

  • 停留所でひたすらお客を待つ
  • 低賃金長時間労働
  • 運転が乱暴で危ない

比較的ネガティブなイメージがとても多く挙げられる職業、それがタクシードライバーです。

ネガティブなイメージが先行しているからこそ私はもったいないなぁ…と感じます。

何故もったいないと感じるかというと、タクシードライバーは運転が好きな人ならば楽しく仕事ができる職業の一つで想像以上に頭を使い、効率的にスケジュールをこなしていくことで給料をあげることができる魅力的な仕事だからです。

私も23歳~26歳までの約3年、タクシードライバーをしていた経験があるのですが仕事へのやりがいや休日の過ごし方を考えさせられる仕事だったなと感じます。

ゆとり男子によるタクシードライバーの経験談

私はタクシードライバーになる前は工場派遣で働いていました。

三交代制勤務シフトによる過酷な日々を過ごしており、毎日12時間以上勤務で土曜日も休日出勤、夜勤明けは体がボロボロで寿命を削っている感覚を味わいながら日常を過ごしていました。

そんな日常を過ごしている最中、ネット上でタクシードライバーの求人広告を見つけ「車運転しているだけで給料が貰える!」といった甘い考えでタクシー業界に転職をしました。

元々車の運転は好きでしたし人とのコミュニケーションも最低限とることができればタクシードライバーの仕事は成り立つので人付き合いが苦手な私にも努めることができましたよ。

タクシードライバーになるためには

タクシードライバーに就職するためには学歴や経験が必要なことは無く、比較的簡単に就職をすることができます。

私のように工場派遣からタクシードライバーになった人もいましたし、飲食業や警備系の仕事、アパレル、パチンコ、フリーターなど様々な業界から転職をする人が多かった印象です。

しかし誰でも絶対にタクシードライバーになれるわけではなく普通自動車運転免許を習得してから最低でも三年以上経過している必要があります。

免許取得後三年以上経過している人のみがタクシードライバーになるための資格「第二種運転免許」を習得することができるからです。

第二種運転免許を所持していない人でも就職先のタクシー会社が免許習得のサポートをしてくれることが多いので、就職先のタクシー会社に確認するようにしましょう。

私も第二種運転免許を所持していない状態でタクシー会社の面接に挑みましたが、正社員として採用した後に自動車学校へ第二種運転免許を習得するために通いました。

費用は会社が負担してくれたので実質0円で第二種運転免許を習得することが出来ました。

また第二種運転免許の他にある程度知識があるといいことをまとめました。

  • スマホやカーナビでの地図アプリを操作できる
  • 清潔感(髭を剃る、きちんとした服装)や最低限のコミュニケーション能力
  • 勤務地域のある程度の地理を理解していている
  • 長時間運転をしても大丈夫な体、健康管理
  • 簡単な英語ができる有利

スマホなどの地図アプリを操作できる

私のようなゆとり世代の人ならば特に難しいことは無いと思いますが、中高年の人はスマホやカーナビの操作に手惑う人もいたのでしっかり予習ができるといいですね。

カーナビの操作などは勤務会社の研修でしっかりと教えてもらえたので、分からなければ上司に教えてもらうなどの姿勢も大事です。

清潔感やコミュニケーション能力

タクシードライバーはお客さんに不快な思いをさせてはいけない仕事です。

ドライバーの清潔感や言葉遣いなどを意外とお客さんはしっかりと見ているので、身だしなみをしっかりすることでトラブルを回避することもできます。

ドライバー時代、私は髭を剃り忘れて出勤したことがあるのですがお客さんから「髭みっともないよ」と言われたこともあるので身だしなみは必ず整えた方がいいです。

健康管理

タクシードライバーはとにかく車を走らせてお客さんを見つける必要があり、長時間運転から逃れることはできません。

休憩するときはしっかりと休むといった仕事と休憩のメリハリをつけて健康管理を行いましょう。

簡単な英会話

近年では外国からの観光客も増えてきているので簡単な英語ぐらいは話せるといいですね。

私は英語が全く喋れない状態でタクシードライバーをしていたのですが、外国人が乗車した時は地図アプリで行き先を確認してから発車するようにしていました。

タクシードライバーの給料は?

引用:はたらいく:タクシードライバー平均年収

タクシードライバーは低賃金長時間労働といったブラックなイメージがある人が多いです。

平均年収で見てみると確かに年収275万円と高くはありませんが、年収600万円以上の人がいることも事実です。

かくいう私もタクシードライバー時代は手取りで30万円以上貰っていました。

なぜそこまで給料を貰えたかと言うとタクシードライバーの仕事には売り上げの6割が還元される仕組みがあるからです。

例:月の売り上げ100万円→6割還元なので給料は60万円。

タクシーで100万以上の売り上げをあげることはとても難しいです。

私が所属していた事務所にも売り上げ100万円以上の人がいましたが、いつ休んでいるの?と疑ってしまうレベルでずっと車を走らせていました。

その点、私は一日のノルマを5万として月に13回ほど出勤。

5万×13日出勤=約65万円の売り上げ

65万から6割還元=約39万円

保険などをいろいろ引かれて手取り約34~36万円

月によって13日出勤ができないこともあるので多少の変動がありましたが、真面目にコツコツ仕事をしていれば手取りで30万以上は達成できるはずです。

当たり前のことですが何も考えずにフラフラ車を走らせていたら達成できる金額ではありません。

ターゲットを明確化する

朝は出勤するサラリーマン、昼は病院に通うお年寄り、夕方は買い物終わりの主婦、夜は飲み屋に移動するサラリーマン、飲み会終わりのサラリーマン、終電を逃した人などターゲットを絞って営業を重ねていくことで売り上げをあげることができます。

また雪が降る日や雨の日、忘年会シーズンなども稼ぎ時なので積極的に売り上げをあげる努力を行うべきですね。

長時間運転のイメージがゆえに体力仕事と思われがちなタクシードライバーですが、売り上げをあげるためにお客さんの質を見抜くことや、道を覚えること、ラジオなどで道路状況を把握することといった頭を使う要素もとても多くあります。

売り上げを上げるために必死に努力をすることが仕事へのやりがいとなり、給料をもらう時の達成感も味わうことができます。

タクシードライバーの一日の流れ

私がタクシードライバー時代に経験していた隔日勤務での一日の流れを紹介します。

隔日勤務はタクシー業界で多くの会社取り入れている勤務体系で一言で言ってしまえば「一日働いて一日時間休む」といった勤務内容です。

例:日曜日に7:00出勤をしたら月曜の夜中2:00まで勤務。

月曜は一日休んで翌日火曜日7:00から2:00まで勤務。

※会社によってさまざまなシフトがあります。

もちろん24時間ずっと車を走らせているわけではなく3時間休憩をとることができるので食事をとることや仮眠をとることもできます。

体調によって3時間以上休憩をとる人もいましたが、休めば休んだだけ売り上げをあげることができないので日々の体調管理が重要となってきます。

月の半分が休みになるのでトライアスロンに挑戦するための練習時間を確保する人やバンド活動を行う人、平日のランチめぐりをする人など私が所属していた事務所の人たちは楽しそうな休みを過ごしていましたよ。

業務の流れ

AM6:45 出社

出社してまず初めにやることはアルコールの検査です。

アルコールが体内に残っているとその日一日は勤務することができません。

給料が売り上げに左右されるタクシードライバーにとって一日勤務できないだけで大きく給料が下がってしまいます。

7:00 車両点検 点呼

一日勤務で使うこととなるタクシーを点検します。

エンジンオイルやウォッシャー液、車内の汚れなどトラブルが発生しないように万全の状態にタクシーを整えます。

安全運転を心がけお客様に最高のサービスを提供することで自分の給料が上がる“といったことを意識して車両点検を行います。

車両点検が終わった後は点呼を行います。

「おはようございます、ありがとうございます」といった声出しを行い気持ちを営業モードに切り替えます。

点呼の時にはその日の注意事項などの確認も行います。

7:30 営業開始 出庫

車両点検、点呼が終わると一日の仕事が始まります。

午前中は出社するサラリーマンや買い物にでかける主婦、明け方まで勤務していた飲み屋のお姉さんなどが主なターゲットになります。

また無線で配車されることもあるので近場でドンドンお客様をつかまえて営業を行います。

12:00 昼食 仮眠

お昼時に食事を取る人はこの時間帯に牛丼やラーメン、うどんなどでサッとご飯を食べ、余った時間は仮眠にとるようにします。

お昼時は人の移動が少ないので昼食をとりながら地域のイベントなどを調べて午後からのお客様を探す人もいました。

13:00~ 午後の営業

午後からは病院帰りのお年寄り、買い物終わりの主婦などをターゲットに車を走らせます。

無線配車もボチボチ入ってくる時間帯なのでお客様を乗せている時間も増えてきます。

夕方からは仕事終わりのサラリーマンや夜のお店で働くお姉さんなどのターゲットに営業をかけます。

17:00 夕食 休憩

18:00頃から本格的に忙しくなるので夕食は早めにとっておくことをおすすめします。

サッとご飯を食べたら仮眠をとり夜中の勤務に備えておきます。

18:00 夜の部スタート

この時間帯から飲み会に向かうサラリーマンや飲み屋のお姉さんをターゲットに営業をかけていきます。

また仕事終わりのサラリーマンが長距離の仕事をくれることもあるので手が上げているお客様はどんどん乗車させます。

走っている場所によっては全然お客様が見えないこともあるのでタクシードライバーの腕の見せ所です。

23:00 夜間料金(3割増し)

23:00をまわると公共交通機関が終了する時間帯なので一日の中で一番稼げる時間帯となります。

遠方へのお客様を乗せることができると一日のノルマ達成が楽になるのでぜひとも見つけたい時間です。

夜間は一日の疲れもでてくるので休憩を挟みながら安全運転を心がけましょう。

2:00 営業終了 洗車

一日の営業が終わったら営業所でタクシーを洗車します。

眠たい時間帯ですが大事な商売道具なので念入りに洗車を行い、次の日に使用するドライバーが困らないように車内も清潔にしておきます。

2:30 日報提出

洗車が終わったら事務所でその日の売り上げや走行距離などの日報を作成して提出します。

クレジットカードやタクシーチケットの処理を行い、売り上げの計算が合ったら乗務員証を返却して一日が終わります。

タクシードライバーのメリット

ここまでタクシードライバーになるための条件や一日の流れを説明しました。

比較的簡単に誰でもタクシードライバーになることができ、一日働いて一日休むといった勤務体制の他にもメリットがあります。

ここからはタクシードライバーという仕事のメリットを紹介します。

メリット

やる気次第で給料アップ

営業努力を重ねてひと月の出勤日数を増やしていけば年収600万円以上も不可能ではありません。

また40代で若手と言われる業界なので新しいスタートを切りたい人にとってはうってつけですね。

私も工場派遣からタクシードライバーに転職をした時に給料の多さに驚きました。

頑張り次第で給料をあげることができることはタクシードライバーならではのメリットです。

休日の多さ

タクシードライバーの勤務では一日三時間の休憩はとれますが慣れないうちは体力的に辛いこともあります。

しかし慣れてしまえば体を直接動かすような肉体労働は違うので楽に感じることも事実。

そして月の出勤日数が11日~13日と決まっているため残りの約20日は実質休みと変わりません。

残業も決まってあるわけではないのでプライベートと仕事をきっちり分けたい人にはうってつけの職業です。

仕事の自由度が高い

事務所には上司や先輩がいますがいざ仕事をするためにタクシーを運転してしまえばほとんど個人行動となります。

そのため煩わしい人付き合いが少なく人間関係で困ることは少ないです。

お客様との付き合いでストレスを感じることもありますが、会社内での人間関係と比べてみると圧倒的に短時間で済むのでマシと感じる人が大多数です。

年功序列のような制度もなく個人で仕事をすることが前提の職業なので人付き合いが苦手が人でも安心して働くことができます。

福利厚生でお金を浮かす

これはどのタクシー会社でも言えることではないのですが寮や社宅を用意している会社もあります。

特に東京などの都市部のタクシー会社では家賃や社宅を用意している会社も多いので仕事に困っている人は上京してみるのもありです。

入社祝い金を用意している会社も多いので転職後の生活も安心して過ごすことができますね。

タクシードライバーの求人

今までタクシードライバーの仕事の実態や経験談を紹介してきました。

世間が思っているイメージよりも意外と満足できる可能性が高い仕事なので現在フリーターの方や転職を考えている人はタクシーという職業に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

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