UVケアを正しく行い肌トラブルを予防する

肌にとって最大の天敵ともいえる紫外線。

シワやシミの原因を作り肌の老化を促進させてしまう可能性もあるのでUVケアは徹底的に行う必要があります。

紫外線のダメージを食い止めるために正しいケアを行いましょう。

UVケアの正しい方法

太陽がギラギラと輝くような真夏に外出する時、肌トラブルを防ぐために誰しもUVケアを行うでしょう。

しかし、私達は太陽が曇っていても日陰にいても紫外線を浴びているのでUVケアは一年中必要なのです。

真夏の様ような日差しが強いときに紫外線がでていると勘違いしがちですが、紫外線を浴びたところで眩しさや暑さを感じることが無いためうっかりと日焼けをしてしまいます。

ちょっとした日焼けも肌に蓄積され続けるとシミやシワとなって現れてしまいます。

こんな風にうっかり日焼けしていませんか?

  • 洗濯物を干すぐらいなら日焼け止めを塗らない
    →紫外線はほんの短い時間浴びただけで”紫外線貯金箱”に蓄積されてしまいます。
    紫外線貯金箱がいっぱいになった時にあふれだしてしまうようにシミやシワとなって現れるので、短時間の外出でも気を抜かずにUVケアをする必要があります。
  • 曇っているし帽子はいらないかな
    →紫外線は雲を透過して地上に降り注いでいるので曇りの日も忘れずにUVケアを行いましょう。
  • 涼しいから日焼け止めを塗らなくていいか
    →紫外線は暑さや寒さと関係なく一年中降り注いでいます。
  • 日陰だから紫外線対策はいらない
    →日陰だからといって紫外線が届かないということはなく、空中で拡散したり地面に反射したりしているのでどこにいても紫外線対策が必要です。

  • 長袖を着ているから紫外線は肌に届かない
    →ニットの素材や薄手の白い服では紫外線を防ぐことができません。

日焼け止めの表示の意味を理解する

紫外線対策と言えば日焼け止めを使う人が多いでしょう。

しかし紫外線対策に有効な日焼け止めも正しく利用しないと効果が半減してしまうので、表示の意味を理解して正しい使い方を学びましょう。

SPFとPA

日焼け止めを選ぶ際に「SPF」と「PA」という表示を確認しましょう。

「SPF」と「PA」は紫外線をカットする力を表す数値で、「SPF」は紫外線B波をカットする能力で2~50の間で表示されています。

紫外線B波は強いエネルギーを持っており、肌が赤くなってヒリヒリしてしまうサンバーン状態を起こしてしまいます。

「PA」は紫外線A波をカットする力を表しており「+」「++」「+++」と3段階で表示されます。

紫外線A波は紫外線B波と比べるとサンバーンを起こすような強さはありませんが、肌の内部に浸透する性質がありシミやシワの原因となってしまいます。

【SPF】

紫外線B波をカットしてサンバーンを起こすまでの時間を延ばす。

平均的な日本人は約20分間紫外線を浴びるとサンバーンを起こすといわれており、「SPF2」の日焼け止めを塗るとサンバーンが起きるまでの時間を2倍の約40分まで延ばすことができる。

SPFの数値が高いほど日焼け止めの効果が高くなります。

日常使いならSPF20前後が標準的ですが、すぐに日焼けして赤くなってしまう人はSPF30程度のものを使用するとよいでしょう。

【PA】

紫外線A波が肌の深部に到達するとタンニング(黒くなること)を起こしてしまいます。

PAは紫外線A波をカットする力を表示するもので「+」の数で効果を表し「+」が多くなるほど効果が高くなります。

「+」ひとつでタンニングするまでの時間を2~4倍に引き延ばせることができるので、日常で使うなら「++」程度で十分です。

日焼け止めとパウダーファンデーションで効果的にUVケア

日焼け止めを塗れば簡単にUVケアをできると思っている人がいますが、実は正しい使用方法を守らないと本来の効果を発揮することはできません。

SPFの数値は皮膚1㎠に対して2mgの日焼け止めを塗った時の効果として測定されています。

顔全体に日焼け止めを塗る際は500円玉ほどの量を塗ることを意識しましょう。

しかし日焼け止めをあまり多く塗りすぎるとべたついて困ってしまいますし、肌への負担も考えられます。

そこで日々のUV対策はファンデーションを活用することをおすすめします。

日焼け止めの塗り方

日焼け止めを手のひらにとって首や手の甲などの肌が露出している部分に伸ばしていきます。

しっかりと適量塗らないとUVカット効果が低くなってしまうので注意が必要です。

ファンデーションだけでもUV対策になる

ファンデーションやルースパウダーには紫外線散乱剤と同様の効果があるため、日常生活程度のUV対策はそれだけで間に合います。

日焼け止めを厚塗りするよりも肌の負担を減らすことができ、より確実にUVカット効果が見込めます。

パウダータイプのファンデーションは肌に優しく、UVカット効果も高いのでおすすめです。

日焼け止め配合の化粧下地を使っている人も多いようですが、これも薄く塗っているぐらいでは効果が期待できません。

化粧下地を使わなくても肌に問題は無いので洗顔後に化粧水や美容液で保湿をして、直接パウダーファンデーションをつけてもよいでしょう。

  1. 化粧水や保湿美容液で基本のスキンケアをする。
    化粧水+保湿美容液は場合によって乾燥しやすい目元や口元に美容クリームで油分をプラスして、しっかりと基本的なデイリースキンケアをします。
  2. パウダーファンデーションをつける
    基礎化粧品が肌になじむのを待った後、パウダーファンデーションをつけます

海などに行くときは体の内側からUVケアをする

レジャーなどで一日中海や山に出かける時はSPF50やPA+++程度のUVカット効果が高いもの選び、必要に応じてウォータープルーフタイプを使いましょう。

日焼け止めを厚めにしっかりと塗り、汗や水で日焼け止めが落ちてしまったら塗りなおしましょう。

しかし、肌が弱い人はSPFなどの数値が高い日焼け止めを塗ると肌が被れてしまうことがありますので、敏感肌用の日焼け止めを選びこまめに塗りなおすようにするとよいでしょう。

顔はパウダーファンデーションを厚く塗れば日焼け止め無しでも大丈夫です。

ビタミンCで内側からUVケア

日焼けはシミの大きな原因ですが、ビタミンCを積極的に摂取するとシミをできにくくなります。

ビタミンCには抗酸化力があるので紫外線に対する抵抗力をつけることができるので、レジャーにでかける約2週間ほど前からビタミンCを多めに摂取するとよいでしょう。

ビタミンCはサプリメントからの摂取が手軽ですが、体への吸収率を考えると天然ものから摂取した場合の方が高い効果が見込めるので、野菜やお茶からビタミンCを摂取するようにしましょう。

紫外線が強いから注意が必要な場所!

  • 夏の海
    春先頃から紫外線量が増え、6月~7月にはピークを迎える。
    砂浜や水面からの紫外線反射もあるので注意が必要。
  • 山の上
    標高が高い山では紫外線量が多くなるので涼しくても注意が必要。
  • 雪上
    新雪の80%は紫外線を反射するといったデータがあるので、スキー場での日焼けにはもっとも注意が必要です。

ストレスが溜まっているときは特に注意

生理周期によって女性の体はホルモンバランスが変わってしまいますが、生理前に訪れる「黄体期」には普段よりも紫外線感受性が高くなります。

紫外線感受性が高くなると普段よりも紫外線に敏感になり、日焼けしやすくなるので念入りなUV対策が必要になります。

黄体期は排卵から生理が始まるまで続き、妊娠中も同様に紫外線感受性が高まります。

妊娠中にシミができやすくなるといった話がありますが、ホルモンバランスが乱れることで体調がスッキリしない日が多くなりスキンケアを怠ってしまったり、外出をしないからノーメイクで過ごしたりといったこともシミができやすくなる原因です。

日々のUV対策のためにもファンデーションだけでも塗るようにしましょう。

黄体ホルモン(プロゲステロン)とは?

黄体ホルモンは妊娠に備えて子宮内膜を厚くする役割を持っており、排卵後に分泌が高まります。

黄体ホルモンが分泌される「黄体期」は排卵日から始まり、生理が始まるまでの約14日間続きます。

黄体期はホルモンバランスが乱れるため日焼けしやくなったりニキビができやすくなるほか、むくみや一時的な体重増加もあります。

ストレスが多い日常がシミを作る

ホルモンバランスの乱れだけではなくストレスによっても紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。

ストレスが溜まってくると自律神経の働きによって副腎皮質ホルモンが分泌されます。

副腎皮質ホルモンにはシミの原因となるメラニン生成に関係があるのでほっておくとシミができやすくなってしまいます。

本来、人間の体には紫外線を肌から守る抗酸化物質を作る働きがありますが年齢と共に低下するため、食べ物などから抗酸化物質を摂取することも必要です。

まとめ

  • UVケアは一年中必要
  • 日焼け止めのSPFとPAを理解して正しく使用する
  • ファンデーションだけでもUV対策はできる
  • ビタミンCを摂取して体内からUVケア
  • ストレスが溜まっているときは特に気を付ける

将来シミやシワができないように短時間でもUV対策を忘れずに行いましょう。

日々のUV対策が美しい肌を保つための秘訣。

若々しい肌をいつまでも維持していきたいですね。