Mooer Pure Octaveをレビュー!

オクターバーのエフェクターと言えばギターソロ時に音の厚みを増やすために使用するイメージですよね。

基本的なオクターバーは1オクターブ下、2オクターブ下の音を足すものが多いのですがMooer(ムーアー)から販売されているPure Octaveは最大4種類もの音を増やすことができるオクターバーエフェクターです。

低音をプラスすれば重厚なサウンドを、高音をプラスすればまるでオルガンのような面白いサウンドを鳴らすことが出来るようになります。

先日、Pure Octaveを入手することができたので様々な設定でレビューをします。

Mooer Pure Octaveをレビュー!

オクターバーとはギターから出力される原音に対して1オクターブから2オクターブのサウンドを合わせて出力するエフェクターです。

原音と同時に倍音が出力されるためより厚みのサウンドを鳴らすことができるので、主にスリーピースバンドのギターソロなどに使用されることが多いです。

もちろんギター2本以上のバンドのギターソロでも使用されるケースも多く、プロのアーティストですと 9mm Parabellum Bulletの滝善充などがディレイ+オクターバーのギターソロで有名ですね。

基本的には単音に対して使用するオクターバーですが、Mooer Pure Octaveは和音にも対応しているポリフォニック仕様のため、12弦ギターのような広がりをもつサウンドを奏でることもできます。

Mooer Pure Octaveはトゥルーバイパス仕様のためバイパス時に音色が変わる心配がありません。

ここぞで使用して楽曲を盛り上げる使い方がおすすめですね。

主な仕様

  • 入力:1/4モノラルジャック(インピーダンス470KΩ)
  • 出力:1/4モノラルジャック(インピーダンス100Ω)
  • 電源:ACアダプター 9V DC センターマイナス消費電流量:128mA
  • サイズ:93.5(D) x 42(W) x 52(H) mm

エフェクターのサイズが比較的小さいのでエフェクターボードへの収まりが良く少ないスペースで設置することが出来るので様々なエフェクターを使い分ける人におすすめですね。

見た目は茶色のボディに白いツマミが付いていて、BOSSのオクターバーエフェクターOC-3を意識したようなデザインになっています。

弾いてみた感想

今回使用するギターは私が所有しているSGで、ボリュームとトーンは全開の設定です。

軽いボディに太い音がでて長年弾き続けている相棒でライブもスタジオもいつも一緒。

音源を録りこむ方法はギターからMV50-Cleanに出力して、MV50-Cleanからライン出力でオーディオインターフェースUR22に出力します。

MV50-Cleanは非常に使いやすい小型のアンプヘッドなので興味がわいた人はこちらからご確認ください。

クリーンの状態

こちらの音源がクリーンでコンプレッサーやEQ等は使用していない状態です。

オクターブエフェクターは低音と高音をそれぞれ12時の状態に、ギターの原音はダイレクトに入ってくるようにDRYは全開です。

オクターブ上1下1

1オクターブ上下を足すと気持ち音に厚みが増えましたね。

Pure Octaveの中で一番使いやすい設定が1オクターブ上下だと私は感じました。。

オクターブ上2下1

2オクターブ上と1オクターブ下の音源をミックスしています。

2オクターブ上の音源がオルガンのようなサウンドなので飛び道具的な使い方にピッタリですよね。

オクターブ下1下2

2オクターブ下まで低音をプラスできる設定です。

この設定ならベースレスのバンドでも聞かせることができそうですよね。

ギターとドラムしかいないバンドでも可能性を感じる設定です。

オクターブ上1下2

1オクターブ上と2オクターブ下の音源を合わせた設定です。

こちらも低音域がかなり強めに強調されるのでベースレスでもいけそうですよね。

オクターブ上2下2

2オクターブ上下をミックスできる設定です。

音の広がりが1オクターブ上下の時よりもかなり広がっていますよね。

派手な演出が欲しい時にはこの設定がいいでしょうね。

オクターブ上1上2

原音に対して2オクターブ上の足しています。

ギターというよりもオルガンサウンドを再現した時に使える設定ですね。

オクターブ上1下1下2

1オクターブ上下に2オクターブ下の音源をミックスしている設定です。

低音域がかなり強めに強調されるのでベースレスのバンドを想定した設定でしょう。

ベースのいないバンドでこの設定ままかけっぱなしで演奏したら面白いことになりそうですね。

オクターブ上2下1下2

2オクターブ上の音に2オクターブ下の低音をミックスした設定です。

オルガンサウンドに低音域を強調した設定なので変わり種の楽曲に使うと面白そうですね。

不思議な雰囲気を奏でることができるのでまさに飛び道具といった感じ。

オクターブ上1上2下1

2オクターブ上までの高音と1オクターブ下の低音を合わせた設定です。

オルガンサウンドに低音域をほんのりプラスした音色なので使いどころが少し難しい気がしますね。

ベースのいるバンドでベースがハイポジションを弾くパートの時に使う…といった感じでしょうか。

オクターブ上1上2下2

オルガンサウンドに低音域を強調したサウンドとなっています。

こちらの設定はベースレスのバンドでオルガンサウンドを鳴らしたい時に使えそうですよね。

オクターブ上1上2下1下2

最後に2オクターブ上下に音を増やしたPure Octaveの魅力を詰め込み過ぎた設定です。

音が多すぎるので混沌した雰囲気を演習したい時にピッタリですね。

歪みをプラス

Pure Octaveに他のエフェクターで歪み系をプラスした音源をチェックします。

今回使用するエフェクターはBOSSからBD-2とOS-3。

二つのエフェクターで歪みを作ったディストーションサウンドでPure Octaveとの相性をチェックします。

オクターブ下1上1

1オクターブ上下にプラスした設定では歪み系との相性は抜群ですね。

ギター一本でベースパートまで表現することができるのでギターソロ時の存在感は凄いことになりそうです。

オクターブ下1下2

2オクターブ下まで低音を強調した設定です。

オクターブ下の広げていくと重厚なサウンドになるのでメタルなでも使うことができそうですよね。

オクターバーは低音域を広げていくとかなりヘビーな音になるので面白い。

オクターブ上1上2

2オクターブ上まで高音域を広げた設定です。

2オクターブ上の音が微かに歪んでいて音の広がりを演出していますね。

アンプから音をだすと耳がキンキンなりそうですが、いい意味で味になってよくなりそうですね。

オクターブ下1下2上1上2

2オクターブ上下をプラスした設定はまさにカオスですね。

他のパートがいらないほどの音の広がりが聞いていて面白いですね。

ただバンドで使うとなると難しいかな。

オクターブ+歪み+ディレイ

最後は9mm Parabellum Bulletの滝さんを見習ってオクターバー+歪み系+ディレイをかけた音色をチェックします。

私のエフェクターボード上にコーラスエフェクターもあるのですが、今回のチェックではコーラスはかけていません。

コーラスをかけた状態で音を確認したらなかなかえぐい音になったので今回の検証ではコーラスは外しました。

オクターブ下1下2 歪み+ディレイ

オクターバー下2種類の音をミックスしたサウンドは異国感を感じるサウンドになりましたね。

歪み+ディレイでは表現することができなかった重厚感がオクターバーをかけることで大胆に鳴っています。

ベースとのユニゾン感を感じるサウンドなのでバンドで使うと一気に音圧を稼ぐことができそうです。

オクターブ上1上2 歪み+ディレイ

オクターブ上2種類のミックスしたサウンドは歪んだオルガンサウンドといった感じですね。

ここぞの飛び道具やリフなどで使えそうな音色です。

ワンポイントで楽曲の間に挟むと面白いことになりそうですね。

オクターブ下1下2上1上2 歪+ディレイ

オクターブ上下2種類の音をプラスしたサウンドはまさにカオス。

本当にギター1本でこれだけの音がでているかと疑問にあるようなサウンドです。

使い道は非常に難しいですが、上手に使いこなすと他のバンドとの差別化を図ることができますね。

結論

Mooer Pure Octaveをレビューしました。

私はこのオクターバーを購入してよかったと感じています。

他のオクターバーでは表現することができなかった最大4種類のミックス音源に加えて、コンパクトなボディや音の再現性がとても満足しています。

オルガンサウンドを使うことで他のギタリストから注目された時は最高に気持ちよかったです。

Pure Octave以外にもオクターバーに興味がわいた方はこちらからチェックしてください。